川島宙次: 著
主婦と生活社,
1973年, 294p, 295×225mm, hard
民家に魅せられた著者が、三十余年の実地踏査により、貴重な記録写真と資料を集め、庶民の知恵が生みだした民家建築の「遺構」を系統だてて集大成したシリーズ。
本書は「屋根・外観」編。
豊富なモノクロ写真や図版資料にはすべて出典、所在地を明記するなど丁寧なつくりとなっている。
単なる民家写真集ではなく、建築家の冷静な目で見つづけ、記録された貴重な資料集である。
主要目次
第一章 民家の屋根
第1節
:屋根のかたち
第2節 :屋根葺きのいろいろ
第3節 :屋根の造形
第二章 屋根の外観
第1節 :軒回りと軒下の工作
第2節
:壁面の構成
第3節 :開口部の装置
付図
建築用語解説
函にスレ、キズ、ヤケ。
カバーに多少スレ、キズ。
小口天地、ページ周縁部ヤケ。
その他良好。