新建築社,
2005年, 200p, 298×222mm, soft
2005年4月に開館した「京都迎賓館」の特集号。
建物の特徴は、正統的な意味での伝統と現代の技術を踏まえた「現代和風」であり、建設には、数寄屋大工や左官などの「伝統的工法」が用いられている。
また、家具や調度品などの「しつらえ」においても、京都を中心とした伝統工芸の数々が使われている。
豊富な写真、図面、伝統技能の紹介を通し、「京都迎賓館」の全貌を伝える充実の1冊。
伝統的技能──しつらえ・伝統工法
截金/七宝/鎚起/織り/京繍/蒔絵・螺鈿/京指物/磁器/人形/竹工芸/木工芸/軸装(日本画)・型絵染/数寄屋大工/左官/漆/畳・障子/表具/錺金物/庭園/石造工芸/和舟/竹垣
現代の建築技術──アクソメ・詳細図/資料
広間の構成/大広間の構成/木と鉄の平面構成/広間・大広間/軒内/会談室の構成/会談室詳細/伝統的「木」のプロポーションを支える構造/晩餐室回廊の構成/晩餐室回廊詳細/伝統的「木」の空間を支える電気設備/伝統的「木」の空間を支える空調設備/家具/屋根回り/廊橋・船泊り/前庭・正門/素材/工程表
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。