鹿島出版会, 1982年, 108p, 294×221mm, soft
特集 幻の日本建築−失われた建築、描かれた建築
「失われた建築」「建てられなかった建築」「想像上の空間」など古代から現代まで、幻の日本建築を追う。
第1部:古代・中世・近世−幻の彼方から
天平の東大寺/古代の出雲大社/藤原豊成殿/平安神宮紫宸殿/神殿造−法住寺殿/幻の都市堺/中世の東国武士の館/尾形光琳屋敷/秀吉の黄金の茶室/明正院御所の御茶屋/家康の二条城/江戸城本丸鳥瞰図/仙台城下町芭蕉の辻
第2部:近代−建築のアルケオロジー
擬洋風のあるいは開化式、ブリコラージュの建築/象徴としての建築/<お雇い外国人>の作品/コンドル先生/都市計画の幻影/娯楽の空間あるいは都市の闇/塔の思想あるいは想像力の欠如/様式としての和風/日本のセセッション、分離派エトセトラ/新しき住家、文化住宅、住宅の季節/博覧会の建築/近代建築の日本化もしくは日本的変容/庁舎建築の系譜
第3部:現代−観念としての構想
モダニズムの闘い/大東亜の夢/木構造モダニズム/虚構なるヒロシマ/アーバン・デザインの幻想/戦後コンペ落選案
表紙にスレ、キズ、ヤケ、シミヨゴレ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。