磯崎新: 著
住まいの図書館出版局,
1999年1刷, 255p, 180×120mm, hard
世界建築史上の巨匠による住宅12を精出して、その意味を解析する。
しかしそこに、「終の栖」という陰影を重ねたためにその様相は一変する。
磯崎新自身さえもこれまで書くことのなかった特異な建築論。
目次・構成
第1信
[カサ・マラパルテ] クルツィオ・マラパルテ
第2信 [母の小さい家] ル・コルビュジエ
第3信 [ミュラー邸] アドルフ・ロース
第4信
[ラ・マルコンテンタ] アンドレア・パッラディオ
第5信 [ヒル・ハウス] チャールズ・レニー・マッキントシュ
第6信 [ロクブリュヌ E1027]
アイリーン・グレイ
第7信 [メルニコフ邸] コンスタンティン・メルニコフ
第8信 [ストンボロウ邸]
ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン
第9信 [サミュエル・フリーマン邸] フランク・ロイド・ライト
第10信 [孤篷庵 忘筌]
小堀遠州
第11信 [レイクショア・ドライブ] ミース・ファン・デル・ローエ
第12信 [ルイジ・ノーノの墓]
磯崎新
栖十二・後信
栞/「編集註」植田実
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
見返しに著者署名。
その他良好。