吉田五十八編集委員会:
監修
新建築社, 1980年, 296p, 336×262mm, hard
吉田五十八が一貫して追い求めた建築における「日本らしさ」。
それが、「数寄屋の近代化」「公共建築の日本化」「寺院建築の日本化」というテーマへの関心となり展開された。
本書は全体を3章にわけ、その関心の焦点のもとでつくられた作品51題を美しく豊富な写真や図面にて収録。
収録作品:
1章
関谷邸/小林小径邸・画室/吟風荘/川合玉堂邸/山川秀峰画室/杵屋別邸/吉屋信子邸/松島ニューパークホテル/山口蓬春邸/加藤邸/岩波別邸/青木邸/浮月/吉田五十八邸
2章
新喜楽/梅原龍三郎邸・画室/山口蓬春画室/歌舞伎座/文楽座/明治座/ぼたん/つる家本店/吉住小三郎邸/中村勘三郎邸/山形邸/鈴木邸/佐々木邸/水谷八重子邸
3章
日本芸術院会館/五島美術館/大和文華館/玉堂美術館/北沢会館/日本文化会館/岡崎つる家/北村邸/吉田茂邸/松岡邸/猪股邸/岸邸/御器谷邸/村上開新堂/喜多川/成田山新勝寺/中宮寺/満願寺/日本万国博松下館/外務省飯倉公館/三越シルバーハウス/ロイヤルホテル/在米日本国大使館公邸
テキスト:
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「温故知新」|村野藤吾
・
「生涯を貫く作風」|谷口吉郎
・ 「吉田五十八」|伊藤ていじ
外函に多少スレ、キズ、ヤケ、ヨゴレ。
クロス装表紙に多少スレ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他、使用感自体は少なく良好。