建築資料研究社,
2007年, 160p, 297×210mm, soft
特集 益子義弘:
土地・家・生活を見つめて
奇抜さや派手さを誇るのではなく、場所と日々の生活の結びつきを丹念に追究して生まれた益子義弘の住宅作品からは、ライトやアアルト、レーモンドといった先達への憧憬、師・吉村順三から受けた薫陶、そして何より1970年代にアメリカで展開した「草の根の建築」への共感が見て取れる。
本特集では、そんな建築家
益子義弘の原点である自邸・新座の家の現在の姿、そして作品5題の何気ない所にも配慮の行き届いたプランに重点を置いて紹介
。
・ 序章 環境へのまなざしと居場所の骨格
創作の原点・新座の家にて|益子義弘/文 佐藤秀明/写真
・ 2棟それぞれの居場所|三笠の山荘
・ 中庭を中心に居場所が囲む|調布の家
・
動線の中心となる南の縁側|仙台の家
・ 風・日差し・風景を受け止める2階の居場所|野火止の家
・
オートマティックに組みあがる場と空間のかたち|昭島のアトリエ
表紙に多少のスレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。