彰国社,
1994年, 170p, 290×210mm, soft
特集 ディテールとの対峙−建築家の精神を読む
昭和の高度経済成長期をはさむ約30年間に建設された建築で、当時インパクトを与え、今日までエポックメーキングの建築として影響を与え続けている建築およびディテールを19点選び、そこに込められた「建築家の精神」を、写真や当時作成された図面など豊富な図版とともに、第一線で活躍する建築家たちが検証する。
収録作品
1951
神奈川県立近代美術館
建築精神の瑞々しさ/坂倉準三|富永譲
1957
南台町の家(吉村邸)
もの・動き・働き/吉村順三|竹山聖
1958 香川県庁舎
抽象化された伝統/丹下健三|宇野求
1958
日本芸術院会館
日本建築の近代化/吉田五十八|内田祥士
1963
出雲大社の舎
語り継ぐ「かたち」/菊竹清訓|三井所清典
1963
日本生命日比谷ビル
時間を建築化する/村野藤吾|内井昭蔵
1964
紀伊国屋ビルディング
歴史に耐えて立つ壁/前川國男|香山寿夫
1965
大学セミナー・ハウス
大地からの細部/吉阪隆正|鈴木恂
1966 文藝春秋ビル
組織の結晶/竹中工務店|松家克
1966
パレスサイド・ビルディング
合理的思考の即物的表現/林昌二|伊東豊雄
1970
ニュースカイビル
原図に織り込む執着/渡邊洋治|棚橋廣夫
1970
遠山美術館
工芸に昇華する精神/今井兼次|椎名政夫
1973
所沢聖地霊園 礼拝堂・納骨堂
具体の詩学/池原義郎|高橋真
1976 住吉の長屋
緊張と連係/安藤忠雄|押野見邦英
1981
大阪芸術大学 塚本英世記念館・芸術情報センター
慈しむ心と究める努力/高橋てい一|阪田誠造
1983
有田焼参考館
無為の為/内田祥哉|内藤廣
1983 土門拳記念館
消し込まれたディテール/谷口吉生|宮崎浩
1983
国立能楽堂
主従の構成と反転の美学/大江宏|太田邦夫
1985
SPIRAL(ワコールアートセンター)
フラグメンタル・プロポーション/槇文彦|レンゾ・ピアノ
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。
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0円(税込)
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