建築資料研究社,
2015年, 139p, 277×210mm, soft
特集 プランを解き放つ木の架構−竹原義二/無有建築工房
今回は木造に特化して、架構のユニークな5軒の住宅を紹介。
頂部からずれた棟木、微角度のついた平面、勾配が途中で変化する屋根、美しい挟み梁、異樹種で継がれた大黒柱など、一見大胆な意匠は、実は必然から生み出されたという。
その過程を竹原義二と構造家・下山聡に聞く。
中庭を囲う微角度と切妻屋根が織り成す架構空間
豊中の家
設計=竹原義二/無有建築工房
屈曲する挟み梁屋根がひとひらに包み込む一室空間
五力田の家
設計=竹原義二/無有建築工房
平面と屋根のズレとねじれが繰り出す伸びやかな架構空間
金岡の家
設計=竹原義二/無有建築工房
架構とボリュームが交錯する田の間型平面
新千里南町の家2
設計=竹原義二/無有建築工房
2本の大黒柱を介して重層する小間と架構
東大阪の家
設計=竹原義二/無有建築工房
インタビュー 住まいをめぐる足し算・引き算の思考
竹原義二・建築家
+ 下山聡・構造家 聞き手 /
伏見唯(編集協力者)
[特別記事]
ログ構法の射程──建築を通して震災と向き合う
被災地からの復興支援が生んだ“縦ログ”構法
はりゅうの箱
設計=はりゅうウッドスタジオ
監修=難波和彦+界工作舎
福島の杉を積む“横ログ”構法
木造仮設住宅群
設計=はりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部研究室
監修=難波和彦+界工作舎
座談 ログ構法の可能性
芳賀沼整 滑田崇志 浦部智義 難波和彦 藤塚光政
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。