平尾和洋・青柳憲昌・山本直彦:
編著
学芸出版社, 2016年, 191p, 255×192mm, soft
中世の民家や社寺建築から、近現代の建築作品、またはそれらが織り成す農村・都市景観まで、地域性・時代性を超えて見出される「日本的なもの」を再解釈した一冊。
第1部
近代日本の建築における「日本的なもの」と建築家の伝統表現
第1章 日本建築意匠論序説: 日本近代の伝統表現
第2章
近代的テクノロジーという前提:「空間」の伝統表現から「象徴」の伝統表現へ
第3章
伝統技術の継承と変容:“数寄の美学”から“民家の造形”へ
第2部 日本の空間フレームとフォルムを学ぶ
第4章
中世の社寺建築における「日本的なもの」
第5章 民家プランと構造の基礎知識
第6章 日本の都市・集落デザイン
第7章
日本の空間特性
第8章 日本的空間の構造と配置形式
第3部 構成要素(モチーフ)とマテリアル
第9章
部位のかたちと構成
第10章 民家のシンボリズム
第11章 実用から生まれたアノニマスな機能美
第12章 素材に隠された意味と役割
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。