エドワード・R・フォード: 著、八木幸二:
監訳
丸善, 2005年, 377p, 445p, 240×260mm, soft
出版と同時にアメリカ建築界で絶賛された 「The Details of Modern
Architecture」完訳本の普及版。
Vol.
Iでは19世紀後半から20世紀前半に活躍したマッキム、ラッチェンス、ライト、ワグナー、コルゴュジエ、ミース、シンドラーら著名建築家の主要作品を中心に、ディテールを原図より書き下ろした精緻なアクソメ図により解き明かす。
Vol.
IIでは20世紀を形づくったサーネリン親子、ノイトラ、アールト、コルビュジエ、カーン、ベンチューリ、スカルパ、フォスター、ピアノ、ロジャースをはじめとする建築界の巨匠たちの作品のディテールを、原図より書き下ろした精緻なアクソメ図により解き明かす。
Vol. I
1.
序論
2. H.H.リチャードソン,ラルフ・アダムス・クラム――ゴシックリバイバル
3.
マッキム,ミード&ホワイト――古典主義的ラショナリズム
4. エドウィン・ラッチェンス――古典主義の表現
5.
グリーン兄弟とイギリスの同時代人――アーツ・アンド・クラフツ運動
6. フランク・ロイド・ライト――オークパーク時代
7.
オットー・ワグナーとアドルフ・ロース――ウィーン合理主義
8. ル・コルビュジエ――古典主義的ヴィラ
9.
ミース・ファン・デル・ローエ――スチールフレーム
10.
ルドルフ・シンドラー,ワルター・グロピウス,マルセル・ブロイヤー――アメリカの住宅建設
11.
フランク・ロイド・ライト――ユーソニアンの時代
12. 結論
Vol. II
1.
序論:工業化の産物
2. エリエル・サーリネン――デトロイト時代
3.
エリック・グンナー・アスプルンドの転向
4. リチャード・ノイトラ――表層の建築
5.
アルヴァー・アールトとマルセル・ブロイヤー――光/工業化/ヴァナキュラー
6.
ル・コルビュジエ――1928年以降
7. サーリネン、イームズ,フラー――ケーススタディーハウス
8.
エーロ・サーリネン――1945年以降
9.
ルイス・カーン,シガート・レヴェンツ――ニューブルータリズム
10.
ベンチューリ,グレイブス、スカルパ――歴史の複層化
11.
ハイテク,デコンストラクション――建築の現在
12.
結論
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部に多少ヤケ、天に経年シミ。
その他良好。