彰国社,
1984年, 170p, 306×231mm, soft
建築が「計画」という規範の呪縛から抜け出し、二項対立を起こさないディスオーダー、ディコンストラクションの方法を獲得してゆくための考察をさらに一歩進める。
目次:
脱構築のテクノロジー学 彦坂裕
アルス・デコンビナトリア・メガロマニアック 関和明
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テクノロジーの仮面/植川隆司
・ 「崇高さ」への跳梁―エドマンド・パークの美学理論から見た幻想建築/片木篤
・ 匿名のテロル/松木篤
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反復のイデオロギー/青木淳
・ もうひとつのジュール・ヴェルヌ的装置/彦坂裕
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誇大妄想のスキゾ・アナリーズ/関和明
機械のアルケオロジー 足立圭介
・ 機械殺戮機械/武田光史
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高圧のメロディー―テクノロジーの祭り囃子/米井知義
・ 同時代機械/足立圭介
テクノトピアの神話と幻想 松本篤
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空間のユルバニズム/伊藤善康
・ シミュラクルモニュメントとしての塔/前田博
・ ユートピアの模像/菊池誠
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廃墟のテクノトピア
アーキ・ロゴマキー 篠崎元
・ 記号ノイズの中のALICE/濱有理子
・ 言語空間への幽閉/篠崎元
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HETEROTOPIE 混在郷の不安/篠崎元
テンポラリスム 彦坂裕
・ 人がいっぱい/青木淳
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生成と解体のランドスケープ/伊藤善康
・ アクション空間とシティ・パフォーマンス/彦坂裕
都市とその影 菊池誠
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見世物のテクノロジー/片木篤
・ オペレーションの苑場/古谷誠章
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都市・事物・影/菊池誠
死・テクノクラート・アナーキー 北川原温
・ 反=建築論的アナルシィとアナクロニスムの彼方へ/関和明
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都市機械のノマディズム/足立圭介
・ 自己不在の機械/松本篤
・ 解体・後記/篠崎元
・ 複製の死・複製の生/彦坂裕
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テクノロジー・身体・死/菊池誠
・ 加速された微分/北川原温
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。