堀部安嗣: 著
TOTO出版,
2013年5刷, 348p, 190×190mm, soft
建築家
堀部安嗣の初の建築作品集。
木・石・しっくいなどの自然素材を生かした作品は懐かしさと確かな存在感を持つ。
端正で抑制された外観は、時間の経過をまといながら周囲の景色にとけ、次第に風景の一部となる。
時を重ねていくほどに美しさを増す堀部建築。
四季折々に建築が描く風景を、自ら撮り下ろした写真と描き下ろしのドローイングでつづる、堀部安嗣の世界観が凝縮された書。
収録作品
南の家/ある町医者の記念館/秋谷の家/大宮の家/伊豆高原の家/ひばりが丘の家/小平の家/屋久島の家/牛久のギャラリー/鵜原の家/軽井沢の家/つくばの家/碑文谷の家/逗子の家/玉川田園調布共同住宅/赤城のアトリエ/八ヶ岳の家/府中の家/ひたちなかの家/桜山の家/由比ガ浜の家/那珂の家/鎌倉山の家/屋久島の家II/鵠沼の家
エッセイ
「居場所の感覚」
「心に思い描くこと」
「人と場所と時をつなぐもの」
「高貴にして寛容」
「記憶のかけら」
「建築が生まれるとき」
「つくる意識−そしてその先に」
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。