建築文化1998年5月号|ジュゼッペ・テラーニ

彰国社, 1998年, 166p, 305×230mm, soft

特集 ジュゼッペ・テラーニ

建築家としてのキャリアが不幸にもファシズム期と重なったためにその再評価は遅く、アイゼンマンらによる本格的な研究が始まったのが60年代後半。
恣意的な形態操作とは異なる、「かたち」へのアプローチひとつを取ってみても、テラーニの建築は現在でも大いなる参考対象となりうるはずだが、これまで十分な紹介がなされてきたとは言いがたい。

この特集では、建築写真に、ごく限られた図面でしか接することのできなかった計画案のCG画像を加えて、新たなる「テラーニ体験」へと誘うとともに、座談会と論考では、これまでにはなかった角度から視線を注ぎ、改めてテラーニ建築の根底へと迫る。(序文より)


主要目次:
ジュゼッぺ・テラーニ作品20撰|作品解説=鵜沢隆
ガス工場計画案/ノヴォコムン集合住宅/エルバ・インチーノの戦没者慰霊碑/コモの戦没者慰霊碑/ファシスト革命記念展 O室(1922年の間)/湖畔に建つ芸術家のための住宅(第5回ミラノ・トリエンナーレ)/プレラ・アカデミー新校舎計画案/リットリオ宮第1次設計競技 A案/リットリオ宮第1次設計競技 B案/コモのカサ・デル・ファッショ/ルスティチ集合住宅/湖畔の別荘計画案/サンテリア幼稚園/コモのコルテセッラ地区の再開発計画案/ヴイッラ・ビアンカ/E42の会議場計画案/タヴォラッツィ・フマガッリ共同工場拡張計画案/ダンテウム計画案/ジュリアーニ・フリジェーリオ集合住宅/カテドラル計画案

ジュゼッペ・テラーニ略年譜

座談会:テラーニ,そして"純粋建築"をめぐって|鵜沢隆×小林康夫×丸山洋志
「ファシズム」と「建築」:テラーニの場合|鈴木了二
古代との闘争 テラーニのダンテウム計画|田中純
空間のポリティクス ポエティクス|鵜沢隆


その他、
第2特集 戦争と建築


表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。
販売価格 0円(税込)
在庫状況 sold out

フリーワード検索

商品一覧

目的から探す

モバイルショップ