鹿島出版会,
1980年, 124p, 293×220mm, soft
特集 パブリック・ハウジングの可能性1 藤本昌也に見る戦略と手法
日本のパブリック・ハウジングの歴史の上で、エポック・メイキングな役割を果たしたとも評される「茨城県営六番池団地」を手がけた藤本昌也率いる現代計画研究所の1975〜1980年の仕事を紹介した特集号。
いわゆる<六番池シリーズ>の集大成ともいうべきプロジェクト「茨城県営三反田団地」をはじめ、急斜面における住環境創出のひとつの解である「広島市営鈴ヶ峰第2団地」、多雨多雪の与条件から発想された<立体街路>のシステムをもつ「石川県営諸江団地」など主要4作品を詳細に解説。
ラルフ・アースキンへのインタビューなどもおさめた充実の一冊。
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ、シミ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。