鹿島出版会,
1998年, 140p, 294×221mm, soft
特集 都市へ向かう透明性:
スイス・ドイツ語圏の建築
スイスの特にドイツ語圏における現代建築は、興味深い「四角い建築」が多く見られる。
それらの「四角い」単純な形態の中にスイスという文脈、素材、敷地といった様々な問題を読み取ることができる。
また、スイス・ドイツ語圏の建築家の多くがETH(スイス連邦工科大学)の出身であることも興味深い。
本特集では、スイス建築の背景、建築の生まれる文脈を捉えながら、特にスイス・ドイツ語圏の魅力を様々な視点から探る。
主要目次:
四角い建築の楽しみ方
/ 貝島桃代
スイス・ドイツ語圏の建築家
・ マリアンヌ・ブルクハルター&クリスチャン・ズミ
・ ディーナー&ディーナー
・
ギゴン&ゴヤー
・ ヘルツォーク&ド・ムロン
・ マルケス&ツルキルヒェン
・ ペーター・メルクリ
・
マイリ&ペーター+クナプキーヴィッツ&フィッカート
・ モルガー&テゲロ
・ ミロスラフ・シック
建築家インタビュー
・
クリスチャン・ズミ
・ ロジャー・ディーナー
・ アネット・ギゴン+マイク・ゴヤー
・ ジャック・ヘルツォーク
・
ダニエル・マルケス
・ ペーター・メルクリ
・ マルセル・マイリ+マルクス・ペーター
・ マインラッド・モルガー
・
ミロスラフ・シック
スイス・ドイツ語圏の建築家の歴史
・
スイス・ドイツ語圏の建築における歴史的変遷 ほか
ETHの教育と建築ジャーナリズム
・
ETHの教育とスイス・ドイツ語圏の建築 ほか
素材の想像力
・
素材主義の快楽
スイス・ドイツ語圏のネクスト・ウェーブ
・ 往復書簡 篠原一男×ヘルツォーク&ド・ムロン ほか
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。