鹿島出版会, 1993年, 134p, 294×221mm, soft
特集 家具のオデッセイ 大橋晃朗の全仕事
デザイナーであるというより、職人的または芸術家的な仕事をし続けた大橋晃朗。
本特集では、大橋の建築から家具に転じ、「もの」の在り方を追求した[ 箱もの
]の時代から、家具を概念的に捉え歴史を意識し始めた[ 金属パイプ ]の時代、家具の社会性を考えた[ ボード・ファニチュア ]の時代、皮膜としての[
ハンナン・チェア ]の時代、最後となった[ 八代市立博物館の家具
]までの作品を写真や実測図面など豊富な図版とともに紹介。
多木浩二+伊東豊雄+坂本一成による鼎談「禁欲から解放へ」や、山下和正、谷川俊太郎、羽原粛郎などによるテキストなども収録。
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。