スピロ・コストフ: 著、鈴木博之:
監訳
住まいの図書館出版局, 1990年, 1390p,
215×165mm, hard
石器時代、ストーンヘンジの時代から、メソポタミア、エジプト、ヘレニズム文明を経て、古代、中世、近代、更に第二次大戦後の現代にまで至る長い歳月をカバーする建築通史。
しかし単なる様式史を超えて、人類学的・文化史的アプローチを重視しつつ各時代を交互に参照し、主要なテーマを浮き彫りにする。
建築史、都市史、都市計画、美術史の領域にまたがった大著。
主要目次
第1部 地上のどこかで
第1章 われわれが築いたものの探求
第2章
洞窟と蒼穹/石器時代のヨーロッパ
第3章 都市の誕生/西アジアの建築
第4章 古代エジプトの建築
第5章
青銅器時代の都市/エーゲ海と小アジア
第6章 ギリシア神殿と「野蛮人たち」の取るべき道
第7章 ポリスとアクロポリス
第8章
ヘレニズム世界
第9章 ローマ/世界の首都
第10章 ローマ期の世界/古代ローマと同時代の世界
第2部 達成の過程
第11章
キリストの勝利
第12章 初期中世の地中海沿岸地方
第13章 諸国家の誕生/シャルル王以後のヨーロッパ
第14章
フランスの様式
第15章 ヨーロッパの都市化/1100年−1300年
第16章 中世精神の辺境
第17章
ルネサンス/理想と流行
第18章 スペインと新世界
第19章 イスタンブールとヴェネツィア
第20章
計画家としての教皇たち/ローマ、1450年−1650年
第21章 絶対王政とブルジョワジー/ヨーロッパ建築、1600年−1750年
第3部
自己を求めて
第22章 新世界のための建築
第23章 建築芸術と産業の光景/1800年−1850年
第24章
アメリカの経験
第25章 ヴィクトリア時代の環境
第26章 モダニズムの試練
第27章 建築と国家/大戦のはざまで
第28章
過去との共存/第二次大戦以後
用語解説
函にスレ、キズ、ヤケ。
カバーに多少のスレ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部に多少のヤケ。
その他良好。