彰国社, 1979年, 170p, 333×255mm
目の前に80年代が迫った年に組まれた特集号。
「住居の形式」にしたたかにこだわりながら、住居に都市を埋蔵しようとした原広司。
その70年代の軌跡を「作品と思想」をとおしてまとめた一冊。
目次
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都市イメージ―ヘラクレスの柱と反射性住居
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睨(ニラム)邸・秋田邸・松欅堂・倉垣邸・慶松幼稚園小堂
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反伝統的考察―アメリカ講演のための草稿
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都市イメージ―反射性住居の分解による誘導
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空間へのフットワーク―住居のコスモロジー|ゲスト:山口昌男
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粟津邸・原邸・工藤山荘・伊豆釣り小屋・一滴庵・菊池邸・湯布院別荘
・ 形式へのチチェローネ―新しい住居形式を求めて
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図解
1970-1979―建築・概念・海・書物
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建築論へのディアレクティーク
伊東豊雄・石山修武・高松伸・安藤忠雄・毛綱毅曠・布野修司
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再録/「文化としての空間(均質空間論)」
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「<もの>からの反撃」「未触の空間(下向)」
出典・拾遺
表紙にスレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部ヤケ。
その他良好。