大岡實:
著
中央公論美術出版, 1980年再版, 177p, 202×155mm, hard
建築家・建築史学者
大岡實が修理工事を担当して得た知見から、発表した古建築の意匠と技法の関係に関する論文を収録した一冊。
目次
第一章 日本古建築の特質
1. 序説
2. 日本古建築における裳階
3.
日本古建築における意匠の流れ
4. 禅宗様建築の造形
5. 規定、木割よりみた日本建築
第二章 平安時代の古建築意匠
1.
平等院鳳凰堂および三仏寺投入堂の建築意匠
2. 小塔にみえる建築的意匠
第三章 日本古建築の技法
1.
三徳山三仏寺の建築 とくに投入堂について
2. 古建築の柱の内転び
3. 日本建築屋蓋の反転曲線について
4.
屋垂みについて
5. 茅負の技法に関する二、三の問題
6. 藤原時代の規矩
函に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。