宮澤智士: 著
住まいの図書館出版局,
1989年1刷, 235p, 180×117mm, hard
庶民の住まいは中世から近世へ大きな転換を遂げ、地域によって豊かな特色さえ生み出した。
このような住まいの変化はいつ、どのように起こったのか。
発掘や解体などの復原調査によって明らかになった成果をもとに、日本の民家史の大きな謎にせまる。
主要目次:
第1章
沖縄 古代的なるものから近代的なものへ
1 急な転換
2 沖縄民家の建設技術
第2章 近世初頭のの様相
1
近畿の古民家
2 古民家の類型
3 前身住居と現存住居
4 九州における17世紀前半
第3章 近世の展開
1
近世民家の成立
2 基礎作業としての様式編年
3 家格の表現と地方色
4 産業の影響
5 文棟型をめぐって
6
町家の発展
7 民家建設のしくみ
第4章 北海道 出稼ぎ・殖民の文化
1 開拓期
2 道内各地の民家
付章
中世・古代のイメージ
1 中世の民家
2
古代民家のイメージ
栞/「民家調査の方法」太田博太郎(建築史家・武蔵学園長)
「中世民家の屋敷指図」伊藤ていじ(建築史家)
「馬力と質実の人」田中文男(真木建設代表)
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。
別紙「栞」付き。